★★★インフルエンザクイズの答え★★★
先日のクイズはいかがでしたか?
早速ですが、解答を発表したいと思います。
Q1)昨年、インフルエンザにかかったので今年は予防接種をしなくてよい
A)× インフルエンザウイルスは毎年少しずつ型を変えることが多いです。ワクチンもそれに対抗するため毎年違います。予防効果は一般的に、接種した2週間後から5カ月です。
Q2)抗インフルエンザウイルス薬「タミフル」の服用は発症して二日以内でないと効果がない
A) ○ タミフルはウイルスの「増殖」を抑え込む効果がある治療薬です。すでに増殖が広がっている2日以降は十分な効果は期待できません。
Q3)インフルエンザにかかったら熱を下げるため解熱剤を飲み様子を見る
A) × 本来、熱が上がるということはウイルスをやっつけようと体が頑張っている証拠です。
解熱剤は熱を下げるとともに体を守る免疫反応も一緒に抑えこんでしまうため、
インフルエンザ自体を悪化させてしまう可能性もあります。お子さんや高齢者では
高い熱が続くと体力を消耗してしまうため、解熱剤を使用したほうがいい場合もあります。
使用する場合にはかかりつけ医に相談しましょう。
Q4)インフルエンザにかかった後、熱が下がればすぐに外出してよい
A) × 発熱や咳、喉の痛みなどインフルエンザの症状が始まった日から約1週間は感染の可能性があります。周りの人に移さないよう外出は控えましょう。やむを得ず外出する際はマスクを着用しましょう。
Q5)一回の予防接種で防げるウイルスの種類は1つである
A) × 1回のワクチン接種で防ぐことのできるウイルスの種類は4種類です
Q6)インフルエンザの予防接種は、皮膚科や眼科でも受けられる
A) ○ 医師免許を持つ医師であれば、どこでも接種可能です
Q7)建物の入り口などに置かれているアルコール消毒は、早く乾かした方がよい
A) ○ アルコール消毒は早く乾かさないと逆効果です。アルコール消毒で手が濡れた状態でいるとインフルエンザの接触感染のリスクが高いと言われています。アルコール消毒は1~2回プッシュし、手をこすり合わせてすぐに乾かしてください。