生協オレンジカフェのご案内
認知症を理解し支援する取り組みとして、『認知症サポートキャラバン』という全国的な活動が展開されています。
厚生労働省が掲げた「新オレンジプラン」のもと、認知症に関する講座を受講した人々が認知症サポーターとなり、理解や支援を広げていく取り組みです。
認知症サポーターは「オレンジリング」を手首に付けて、街で見かける認知症の人への理解や支援をしていきます。
ここで気になるのは認知症とオレンジ色の関係ではないでしょうか。
←オレンジリング
リングに採用されているオレンジ色は、くだものの柿の色をイメージしたものです。
江戸時代に活躍した陶工、酒井田柿右衛門が作った赤絵磁器は柿の色からヒントを得たと言われ、海外に輸出され高い評価を得ました。
ここから認知症サポーターのカラーであるオレンジが認知症支援の象徴として日本から世界に広く知れ渡ってほしいという願いが込められています。
オレンジという色そのものにも、色に込められた意味があります。
オレンジは明るさや楽しさを象徴している色です。
社交的でポジティブであることを意味し、それは人の人生でもそうあってほしいという思いに通じるところがあります。
また依存や苦痛を和らげるといった意味合いがあり、人と人とが支え合うということを表現した色でもあります。
こうした理由から認知症への理解や支援にも、この色が取り入れられたとのことです。
まさに認知症には支え合う優しいまなざしや、本人の意思でコントロールできない言動が出る症状そのものを受け入れる姿勢が必要なのです。
引用:
https://www.jsgsl.co.jp/blog/soudan/life/2017/02/10/1349/
当クリニックより徒歩1分の距離にある「協立グループホームかいなん」では毎月1回「生協オレンジカフェ」を開催しています。ここでは、認知症の方を介護している方、認知症の方、認知症のことを知りたい方、地域の方、どなたでもお越しになれます。お茶を飲みながら、認知症に関することを勉強したり、おしゃべりできます。会議をしている方の交流の場、ほっとできる場、認知症の方もそうでない方もワイワイガヤガヤできる場、認知症について学べるカフェです。手作りのお菓子とコーヒーを準備してお待ちしております。
開店日:第3木曜日 14:00~16:00
参加費:1回200円
スケジュール
◆講和(20分)
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◆茶話会
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◆リフレッシュタイム
10月以降の講和内容
日時 | 講和内容 | 備考 |
10月19日(木) | インフルエンザ予防 | (終了) |
11月16日(木) | 認知症の人を見守る暮らしの情報 | |
12月21日(木) | ノロウイルスについて | |
1月18日(木) | 認知症の人のお口の健康 |
※講和の内容を変更する場合もあります。
問い合わせ先
医療生協健文会組織部(出雲) 宇部協立病院・精神科(堂本)
電話:0836-34-2510 電話:0836-33-6111